●面白い物語の基本形
ぴこ蔵「さて、面白いストーリーにするためには、
主人公が目的を持っていることと、
障害物があることが必要じゃということがわかった。
それでは、その二つを話の流れに取り入れると
どんな風になるかな?」
ブンコ「主人公はある目的を持っている。
当然その目的を達成しようとがんばるよね。
ところが、それを邪魔する奴がいるわけ。
主人公はそいつと戦うことになる…」
ぴこ蔵「うむ、つまりこれが『対立』ってやつの正体なのじゃ」
ブンコ「わかりましたー!
主人公は『目的達成』のために
『障害物』と『対立』するわけだ!」
ぴこ蔵「そういうことじゃ。
『ドラマとは、主人公が目的達成のために障害物と戦うこと』
つまり、面白いストーリーにするには、
主人公が目的のために邪魔者と戦うべし!」
ブンコ「師匠、不肖アタクシめがまとめさせていただいちゃうよ。
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<面白いストーリーの基本形>
★目的を達成したい主人公が、それを邪魔する敵と戦う
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これでどう?」
ぴこ蔵「上出来じゃ。
お主が書くべき『面白いストーリー』の姿が
ますますわかりやすくなってきたのう!
特に、とりあえず初めて物語を書くのなら、
『ある目的を達成したい主人公がそれを邪魔する敵と戦う話』が
おすすめじゃ! 基本中の基本じゃからな」
ブンコ「よーし、さっそく主人公の目的を決めなきゃなー!
でも、どうやって? 」
ぴこ蔵「焦るでない焦るでない!
お主にも簡単に「主人公の目的」を決める方法があるのじゃ!
じゃが、そのためにまず知らねばならぬことがある!!」
その前に、この章のまとめなのじゃ!
★面白いストーリーの基本とは
「ある目的を達成したい主人公が、それを邪魔する敵と戦う」物語
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